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脚長差による補高も調整できる!市販の靴やスニーカーで左右の高さを補正。

脚長差(きゃくちょうさ)は、左右の脚の長さに違いがある状態を指します。この状態は、体全体のバランスを崩し、腰痛や膝の痛みなど様々な健康問題を引き起こすことがあります。脚長差のある方々にとって、左右の脚の高さを補正することは非常に重要です。この記事では、市販の靴やスニーカーを使って補高を調整し、左右の高さを補正する方法について詳しく解説します。

目次

脚長差の原因

脚長差の原因は多岐にわたり、先天性疾患や感染症、外傷、骨折、変形性関節症、関節リウマチなどがあげられます。
また、乳幼児期の化膿性股関節炎や膝関節炎が原因となる場合もあり、二次的に成長障害や変形を生じることもあります。

脚長差の影響

・腰痛や背骨の問題:脚長差により骨盤が傾斜すると、背骨に負担がかかり、腰痛や脊柱の疾患を引き起こしやすくなります。
・神経の痛み:骨盤の不均衡や背骨の歪みが神経を圧迫し、神経痛を引き起こすことがあります。
・歩行の不均衡:左右の脚の長さが異なると、歩行時にバランスが崩れ、不均衡な歩行動作が生じます。
・姿勢の悪化:脚長差は姿勢に悪影響を与え、肩こりや首の痛み、背中や腰の不調を引き起こすことがあります。

補高の重要性

脚長差を補正するためには、短い方の脚に対応する靴の高さを調整することが必要です。これを補高と呼びます。補高を行うことで、左右の脚の長さを揃え、体のバランスを改善することができます。

補高の効果

補高を行うことで、以下の効果が期待できます。

・体のバランスの改善:左右の脚の長さが揃うことで、体全体のバランスが改善されます。
・痛みの軽減:腰痛や膝痛などの痛みが軽減され、快適な歩行が可能になります。
・姿勢の改善:体のバランスが整うことで、自然と姿勢も改善されます。

市販の靴やスニーカーで補高を行う方法

インソールの使用

インソールでの調整は、脚長差を補正するための手軽な方法です。インソールは靴の中に入れるだけで、簡単に高さを調整できます。インソールを複数重ねることで、必要な高さに調整することも可能です。また、インソールには様々な素材や硬さのものがあり、自分の足に合ったものを選ぶことができます。
ただ、靴の中での調整のため、あまり厚いインストールなどは靴の中が小さくなってしまうため。あまり入れすぎると足が痛くなってしまうこともあります。

専門店での補強

市販の靴やスニーカーを持ち込み、専門の靴修理店で補高加工を依頼することもできます。専門店では、正確な測定と診断に基づいて、適切な高さを判断し、靴底に素材を追加することで、補高を行います。専門店での加工は、見た目の仕上がりも美しく、長期間使用する場合に特におすすめです。

哲学堂靴修理店での補高加工

写真の革素材の靴の左足を1.5cm高くする修理を行ないました。
まず踏まず部分にくぼみがあったため、そこをスポンジで埋めてソールを平らにしました。
それから1.5cmの軽量スポンジを貼ってサイドの部分を機械で削って加工しました。

弊社では本格的な採寸などは行っていないため、専門の機関で、測定していただき、どちらの足を何センチ底上げをしてほしいといったご依頼に対応しております。
溝が深い靴底だったり、デザインによっては、加工ができないものもございますが、
大体の靴を補高することができますので、お気軽にご相談ください。





まとめ

脚長差による補高は、快適な歩行と健康を維持するために非常に重要です。
市販の靴やスニーカーを使って補高を行う方法は手軽であり、専門靴を買うより安価にはけます。
専脚長差でお悩みの方は、ぜひ市販の靴やスニーカーでの補高を弊社にご相談ください。



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