ABOUTアバウト

消耗しやすいカカト部分。歩きやすさに直結する箇所ですので、足に合わせた素材で補修する必要があります。ビブラム社製のゴムリフトをベースに、イギリス製のクロストップリフト、タンクリフト、半月ラバーリフト(革とゴムのコンビネーション)等、その他にも多種多様な素材を取り揃えております。
ピンヒールなど、婦人靴は靴底にかかる負荷のバランスが偏っていることも多く、リフトをしっかりと補強する必要があります。当店では、ピンリフトには強化リフトを標準で使用。大き目のカカトにも、ビブラム製のゴムリフトで対応しております。
ソールの防水対策や摩耗対策、スリップ対策には、半張りゴムがおすすめです。ビブラム製のハーフソール、よりグリップ力のあるラインソール、エクスプローションソール等、さまざまな種類からお客様の要望に応じてご提案いたします。
オールソールは、ソール部分をまるごと新しく交換する作業です。イタリア製のレザーソール、ビブラム社製のダイナイトソール、イギリスのダイナイトソール、コマンドソール等、さまざまなソールに対応できるよう、その都度ご相談させていただき、より良い仕上がりをご提供いたします。
社長
Katsuhisa Orita
靴に携わって60年。
靴修理で積み重ねてきた年月は、私にとって技術以上に「お客様と靴への向き合い方」を教えてくれました。
これまで、婦人靴・高級紳士靴・スニーカーをはじめ、数えきれないほど多くの靴を修理してまいりました。
様々なブランドやデパート、セレクトショップなどからのご依頼も多く、ひとつひとつ異なる靴の個性と状態に向き合いながら、最適な仕上がりを追求し続けてきました。
私が大切にしているのは「お客様の想いがこもった一足を、気持ちよくまた履いていただけるように仕上げること」。
これからも現役の職人として日々技術を磨いてまいります。
また、次の世代へこの技術と想いを受け継ぐために、後進の指導にも力を入れております。
お預かりした一足に対して、「ここに頼んでよかった」と感じていただけるよう、これからも丁寧に、真摯に、靴と向き合ってまいります。
店長
Yasuyuki Orita
学業修了後、大手靴販売会社にて5年間、靴の小売販売に従事。
お客様と直接接する中で、「靴を大切に履き続けたい」という声に触れることが多く、やがて販売だけでなく“修理”という選択肢に強く惹かれるようになりました。
その後、家業である哲学堂靴修理店に身を置き、靴修理の道へ。以来25年以上にわたり、修理の現場で技術を磨いてまいりました。
「1足1足を丁寧に」をモットーに、思い入れのある靴をまた気持ちよく履いていただけるよう、状態やご要望に応じて最適な修理をご提案しています。
見た目の美しさだけでなく、履き心地や耐久性も大切に。
これからも、お客様の大切な一足と向き合い、靴のある暮らしに寄り添う修理を心がけてまいります。
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